大きく反応するリスク

実際、市場の利上げ予想を映すフェデラルファンド（ＦＦ）金利先物からみた９月の利上げ可能性は20％台に低下。
12月ですら利上げできない可能性も40％超ある。
しかし、いまの段階で年内の利上げがないと決め込むのは早計だろう。
４～６月期の米実質経済成長率が年率3.7％に上方修正されたのは、早期利上げに追い風だ。
では、その場合の利上げ開始は９月か、10月か、それとも12月か。
ＪＰモルガン証券は９月利上げの確率をそれまでの50％から35～40％に引き下げた。
それでも「単月ベースでみた確率は９月が一番高い」。
ＳＭＢＣ日興証券の丸山義正氏は「緊急避難で９月を見送っても、10月はあり得る」とみる。
そんな見方を支えるのは、足元でもしっかりしている米国の実体経済だ。
７～９月期の米実質成長率を占う米アトランタ連銀算出の「国内総生産（ＧＤＰ）ナウ」でも、予想成長率は底堅い。
９月４日発表の米雇用統計で、雇用情勢の改善基調を確認できるか。
９月上旬発表の中国の景気指標やその後の市場の反応から、米経済への影響を限定的と判断できるか――。
ＦＯＭＣメンバーが見極めるポイントはこんなところか。
悩ましいのは、市場との対話だ。
利上げが新興国からの資金流出に拍車をかけて金融市場の混乱を招くリスクがある。
ただ、利上げを先送りした場合にも「それほど中国経済が減速している」と市場が疑うと大きく反応するリスクがある。
９月のＦＯＭＣまであと２週間あまり。
まだ検討する時間はある。
では、Information……今日は「天使の羽 ランドセル」に関する情報を紹介します。
天使の羽ランドセル
このランドセルには、「せみね」という成長期の子どもの背骨への負担を減らし、ピンとした姿勢を保てるような工夫がされています。
背中のクッション部分の固さや凸凹を子どもにフィットするよう絶妙に調整しているのです。
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ランドセル表面には撥水性のある素材を使用しているので、雨の中の通学でも品質を低下させる心配がありません。